
1907年の校歌誕生以来、校歌とともに歩んできた
「早稲田大学グリークラブ」。
創立100周年を超えてますます活発に活動する、
伝統・知名度とも抜群の男声合唱団です。
2009年初頭に放映されていた、ソーシャルネットワーキングサービス「GREE」のCMを覚えている人もいるでしょう。白いジャケットに蝶ネクタイの男声合唱団。あれは、学内屈指の伝統を誇る男声合唱団「早稲田大学グリークラブ(通称ワセグリ)」だったのです(ちなみにグリークラブの「グリー」の綴りは「GLEE」です)。
約100人の団員のうち、7~8割は合唱未経験者とのこと。小・中学校の音楽の授業では、男子はなかなか真面目に歌わなくて女子に怒られる、というイメージがありますが(失礼!)、その男子たちがなぜ大学に入って突然合唱に目覚めたのでしょうか!?
「高校生の頃、学校にグリークラブが来たんですよ。そのときは、正直そんなにいい印象もなかったんですけど(笑)、大学に入って、なんとなくグリーの新歓に行ってみたらとにかく楽しそうで雰囲気がよくて。歴史のある団体なのに、『誰でもいいよ』っていう大らかさが心地よくて入っちゃいました」と、第103代部長の伊東 駿さん(3年)。「この人たちと4年間を過ごしたら楽しそう!」そんなきっかけで合唱のおもしろさを知る人も多いんですね。
3年・伊東 駿さん(バリトン)
2年・若林 貴士さん「男であれば、どんな人でも歓迎します!」来年度部長を務める予定の若林 貴士さん(2年)も断言します。「今はベースがやや弱めなので、特に歓迎ですね」。ベースといえば一番低い音域のパートで、コーラスを支える屋台骨。「譜面が読めないどころか、音痴でも、歌いたいという気持ちがあれば大丈夫! OBのボイストレーナーの方もいるし、先輩も指導してくれます」とのことなので、我こそはと思う人は安心して挑戦してみてください。

| サークル名 | : | 早稲田大学グリークラブ |
|---|---|---|
| 活動内容 | : | 男声合唱 |
| 活動のペース | : | 週4日 |
| 部員数 | : | 約100人 |
| ホームページ | : | http://www.wasedaglee.com/ |
| 連絡先 | : | wasedaglee_bucho @googlegroups.com |
2008年に東京厚生年金会館で行われた、第56回定期演奏会の模様。こんな立派なステージで発表します。
入団当初は楽譜を読めないメンバーのほうが多いほど、とのこと。
ワセグリの特徴として、専任の指揮者を置かず、学生が指揮者となって作品を作り上げるという点があります。指揮者は自分の考える方向性などを発表し、投票で決定するのだそうです。指揮者というと、音楽の知識も相当必要そうですが? 「先生に付いて勉強する学生指揮もいますが、大多数は独学です」。次期学生指揮の東松 寛之さん(2年)は、高校での合唱経験あり。しかも彼は、「高校のときにワセグリの公演を聴いて、その迫力に圧倒されました。グリークラブに入りたくて、早稲田に入ったんです」と、早稲田を志望した理由そのものがグリークラブという、筋金入りのグリーメン(グリークラブのメンバーをこう呼ぶそうです)。「楽しそうだったから」から「グリーに入るために受験した」まで、幅広い(?)入団動機を受け止め、多様なメンバーが心をひとつにして作品を作り上げる。それが、早稲田大学グリークラブの魅力なのですね。
4年に1度程度、自分たちで企画して行われる海外演奏旅行も、大きな活動の一つ。2009年は上海を訪れ、地元の大学合唱団などと交流してきました。OBに招かれての国内演奏旅行も毎年実施され、さまざまな体験ができるのもポイントです。
2年・東松 寛之さん(ベース)重厚な低音に支えられた力強いハーモニー、大人数による圧倒的な声量が、大迫力で鳴り響く男声合唱。各学部の入学式では、校歌の演奏が行われるので、ぜひ入学してその歌声を実際に聴いてみてください。
「男ばっかりなので、男子校のノリでわいわいやってます。女の子がいないから、変にカッコつける必要がないのもいい面ですね。でも、日本女子大の合唱団と交流があって、お互いの演奏会に呼び合ったり、飲み会をやったりと出会いもありますよ!」・・・それは重要情報! みなさん、安心して入団してください(笑)。